診療内容根幹治療
Root canal treatment根幹治療
根幹治療
精密な根管治療へのこだわり
※当院では、以下の全てを保険診療で行っております。
- 1
妥協のない精密な根管治療
日本では、根管治療を行った歯が再治療になるケースが多いのが現状です。原因はいくつかありますが、根管内の感染した歯質の取り残しや治療中の唾液の混入なども原因の一つです。
再治療を行った歯の根はどんどん脆くなってしまいます。
そのため、当院では再治療を行わずに済むよう、歯科先進国と同等の設備で治療をご提供しています。
<当院のこだわりポイント>
当院ではゴム製のシートを使って、治療中の歯に唾液が触れないように保護(ラバーダム防湿)をして清潔な状態を保った治療を行っています。
また、根管内の清掃に使う器具は、「ニッケルチタン製のファイル」を使用。
一般的に使われているステンレス製のファイルは曲がりづらいため複雑な形態の根管の場合うまく機能しないことが多くありました。
当院で使用する「ニッケルチタンファイル」は、従来のステンレス製のファイルと異なり柔軟性があるため難しい形態の根管内でも細部まで清掃することが可能です。
従来のファイルに比べ高価ではありますが、患者さまに精密な治療をお届けするため導入しています。また、根管内は狭く細いため、根管治療は肉眼での確認が難しい治療です。
そこで、根管治療の際には必ず「拡大鏡」や「マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)」を使用して狭い根管内の細部まで確認しながら治療を進めます。
これらを使用することで最大27倍まで拡大しながらの精密な根管治療が可能になりました。このように、当院では充実した設備と環境をご用意することで皆さんの歯の寿命を最大限延ばすことに努めています。
- 2
必要に応じて歯科用CTを活用
根管内は数ミクロン〜大きくても0.5mm程度と、非常に狭く細い世界です。
さらに先端に近づくほど毛細血管のように細く枝分かれしていきます。
そのため現代の医学ではその全てを網羅するのは不可能と言われています。
特に奥歯の場合には根が複数あるため、前歯に比べ治療の難易度がさらに高くなります。
当院では可能な限り治療の精度を上げるために必要に応じて歯科用CTを活用。3次元的にさまざまな角度から根管内を確認、分析できるためより精度の高い治療を行えます。 - 3
再感染にならないように
根管治療は根管内をお掃除して終わりではありません。
細菌の再侵入や再感染を防ぐために、きれいにした根管内に最終的なお薬を隙間なく緊密に詰める必要があります。
当院では、(※)今世界で注目されているバイオセラミック系の最新の薬剤などご用意。
患者さまの歯の状態に合わせて、根管治療の仕上げを丁寧に行っていきます。
※2023年現在