Blogブログ

舌の位置を意識したことはありますか?

2026年2月10日

実は、舌の正しい置き場所=舌スポットは、歯並び・噛み合わせ・口腔機能に大きく関わっています。今回は、あまり知られていないけれどとても重要な「舌スポット」についてご紹介します。

舌スポットとは、上の前歯のすぐ後ろにある少し盛り上がった部分に、舌の先が軽く触れている状態のことです。舌の先がそこにあり、舌全体が上あごにふんわりつき、唇は軽く閉じ、歯は噛みしめていない状態が理想とされています。この位置が、安静時の正しい舌のポジションとされています。

舌はとても力の強い筋肉で、正しい位置にないと歯並びや噛み合わせに影響します。舌が下や前にある状態が続くと、出っ歯や前歯が噛み合わない開咬、歯並びの乱れの原因になることがあります。舌は内側から歯列を支える役割を持っており、舌の位置が安定することで歯並びも安定しやすくなります。

舌スポットが重要な理由

・歯並びや噛み合わせを内側から支える
・出っ歯や開咬などの不正咬合のリスクを減らす
・矯正治療後の歯並びの安定、後戻り予防につながる

舌スポットと呼吸の関係

・唇が自然に閉じやすくなる
・鼻呼吸がしやすくなる
・口呼吸によるむし歯、歯周病、口臭、口の乾燥を防ぎやすくなる
・睡眠時のいびきや口の渇きの軽減につながることがある

舌の位置が安定することで

・発音がはっきりしやすくなる
・食べ物や唾液を正しい方向へ飲み込みやすくなる
・咀嚼や嚥下など口腔機能の発達、維持につながる
・お子さんからご高齢の方まで幅広い年代でメリットがある

舌スポットができていないと見られる傾向

・舌が常に下にある、または前に出やすい
・舌で前歯を押す癖がある
・無意識に口が開いている
・食事のときにくちゃくちゃ音がしやすい

舌スポットは意識と簡単なトレーニングで身につけることができます。日常生活の中で舌の位置を意識することが、歯並びやお口の健康を守る第一歩になります。歯並びや口呼吸が気になる方は、舌の位置を一度見直してみましょう。